江戸時代の海の男たちの知られざる三〇〇年史。百姓=農民、ではない。海辺に生き、漁業を主ななりわいにした者たちも、身分的には百姓だった。漁法、利益配分、魚の輸送ルートなど、当時の漁業とはどのようなものだったのか?網元とその配下の網子たちの対立と協調の歴史とは?第一部で江戸時代の全国の海村の姿を網羅的に紹介しつつ、第二部では渋沢敬三が奥駿河湾岸で発見した古文書等を取り上げ、江戸期以降の漁業の実態を時系列で追いかける。 目次 序 江戸時代の村と海村 第1部 江戸時代の漁業とは―全国の事例を追う(網と漁法 東北・北陸 肥後天草 瀬戸内海 隠岐島 関東 琵琶湖) 第2部 海の男たちの三〇〇年史―戦国、江戸、明治‐伊豆半島の海村を深掘りする(伊豆半島の海村の古文書、発見 津元と網子による漁の世界―立網漁から、利益の分配、魚の売買・輸送ルートまで 戦国〜江戸前期 立網漁の主導者津元に、網子が独自漁で対抗―長浜村を例に 江戸中期 津元批判を先鋭化させる網子たち 江戸後期 「新漁場」の操業で、漁業秩序に大亀裂) 明治維新における海村の大変革 著者紹介
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