2010年静岡県で最初のユネスコスクールとなった伊豆市立天城中学校で行われたESD(持続 可能な開発のための教育)の実践記録。著者が天城中学校の校長となって取り組んだことは、 子どもたちが自分に自信をもてないでいる(自尊感情が低い)現状を何とかし、将来に「夢」 を持てる生徒にしたいという思いからESD(持続可能な開発のための教育)に取り組み、生徒 の「自尊感情」が高まっていった過程の記録。 はじめは学校教育で何をやればESDといえるかが分からないまま走り始めたが、実践を始め ると、生徒は表情が明るくなり主体的に行動するようになり、ユネスコスクールの全国大会で 「ESD大賞中学校賞」を授賞するまでに成長した。ESDを始めるきっかけとなった、「自尊感 情」がどのように変化したのか、その要因は何かを統計的な手法を用いて分析している。また 、この本では中学生の成長記録にとどまらず、中学校を卒業後の生徒の成長を追い、「持続可 能な社会の創り手」となるまでを見届けようと試みている。更に、学校教育の中でのESDの価 値やこれからの教育の方向性、ESDの地方創生に果たす役割にまで言及している。 著者:大塚明 P167 A5判 ソフトカバー
カートに入れる
おすすめ商品の紹介テキストを記載します。
Category
Contents
カートの中に商品はありません
ショッピングカートを見る
Ranking
No.1
RSS
ATOM