敵対していた信長が没して不安から解放された等伯だが、その後も永徳を頭とする狩野派との対立、心の師・千利休の自刃、息子の死など、たび重なる悲劇に見舞われる。窮地に立たされながら、それでも己の道を信じた彼が、最後にたどりついた境地とは―。直木賞受賞、長谷川等伯の生涯を骨太に描いた傑作長編。上巻。 著者が伊豆の船原に滞在されていた時の執筆と思われます。船原の近くに長谷川等伯と相対する狩野氏の城跡があります。この辺りが作品のヒントになっているのではないかと推測します。 伊豆はやっぱり名作、出世作が生まれる土地と感じた作品です。
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